スジとは両面待ちの待ち牌のことをいいます。
萬子の場合を例にとって説明すると下表のようになります。
これは筒子、索子についても同様です。
萬子、筒子、索子それぞれ6通りのスジがあるので、計18通りのスジがあることになります。
このスジは捨て牌から相手の待ち牌を読む上で重要な要素になるので、覚えておきましょう。
両面形 | スジ | 両面形 | スジ |
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裏スジとは捨て牌のとなりのスジのことです。 序盤の裏スジ、終盤(聴牌の数順前という意味)のまたぎスジがあたり牌になっていることが多いです。 これも萬子を例にして説明すると下表のようになります。
捨て牌 | 裏スジ | 捨て牌 | 裏スジ |
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なぜ裏スジが重要かといえば、両面待ち、嵌張待ち、辺張待ち、シャボ待ち、
単騎待ちでもっとも待ち牌が多いのは両面待ちになるので、手牌を両面形にしようとするからです。
例えば、上のような手牌の場合、ほとんどの人は1萬を切ると思います。
つまり、1萬の裏スジである2,5萬があたり牌になることがお分かりいただけると思います。
もちろん実戦での待ち牌の読みはこんな単純なものではありませんが、読みの重要な要素になります。