7.そば聴

 そば聴とは聴牌したときに切った牌のそばがあたり牌になることをいいます。 初心者ほどこの傾向が強くなります。初心者は役よりも聴牌スピードを重視する傾向にあるので、 本来ならもっと早く切っていてもいい牌をいつまでも持っていることが多いからです。
 では、どんな時にそば聴になるかというと下のような場合になりやすくなります。 下の場合、5、8索を引いたときは、普通2索を切って2索のそばの14索待ちになります。 これをそば聴といいます。もちろん、5,8索以外をツモって聴牌した場合はそば聴にはなりません。

 

 次にそば聴のメリットとデメリットを説明したいと思います。

 

メリット
・2索、7筒を引いたときに聴牌になるので、聴牌する枚数が2種4枚増えます。

 

デメリット
・2索があたり牌になる可能性があるということです。2索を切って安牌を持っていればそれは回避できます。
・聴牌スピードは増すが2索、7筒を引いたときに平和、三色がつかず役がなにもない。
・そば聴が多いことが他家にしられている場合はそば聴になってしまったとき、 ほとんど出あがりが期待できない。

 

 ですから、そば聴よりもそば聴にしない方がいいということになります。 ある程度打てるようになってくると、そば聴になるのを嫌って聴牌以前に切っておくようになります。 しかし、それではそば聴は悪いのかといえば、そういう訳でもありません。
 常にそば聴にしないようにしていると、聴牌したときに切った牌のまわりが安牌だと他家にわかってしまいます。 ですから、適度にそば聴の場合とそば聴ではない場合を織り交ぜるのがいいでしょう。

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