暗槓事件で懲りたＤくん今度はちゃんとルールを覚えてきたようである。
「リーチ以外にも役覚えた？」
とＡくん。
「覚えてきたよ。」
ちょっと得意そうなＤくん。
「なに覚えたの？」
「七対子、三暗刻、四暗刻、三槓子、対々和」（全部対子役だよ・・・）
Ｄくんには、平和、断ヤオ、三色などはまだ難しいようである。
さっそく、麻雀し始める４人。しばらくして
「ロン」
得意満面に手牌を倒すＤくん。
「七対子か？何点？」
とＢくん。
点数計算など当然できないＤくんは
「うーん。何点だろ？」（・・・・・・）
「今ちょっと調べてみるから、待ってろ」（こら、１６００点だろ！！）
と他の３人。どうやらすぐにわからないようである。 麻雀の本で七対子の点数を必死に探しているがなかなか見つからない。 十数分後、ようやく結論がでたようである。
「七対子で、いっぱい符がついてるから・・・」 （たしかに５０符だから、高いといえば高い・・・・・・っていうか、七対子に符は関係ねーだろ！！）
とＢくん。
「満貫ね」（っな訳ねーだろ）
とＣくん。
どうやら本に七対子の点数がのってなかったようなので、 七対子のみを満貫扱いにしてしまったようだ。
「そんなにもらっていいの？２０００点でいいよ？」（２０００点でもたけーだろ）
一応謙虚な態度をみせるＤくん。それでも本来の点数より多い。
「満貫でいいよ。」
と他の３人。結局その日は七対子は満貫扱いになったのでした。
・・・お、おそるべし初心者集団！！

今回の教訓。初心者は点数計算できるやつと打て！！
っていうか、点数計算覚えましょう。（おっ、なんか偉そう）
それでは、みなさんさよーならー。