数ヶ月ぶりに週末に麻雀を打つことになったＤくん。 点数計算と役をちゃんと覚えようと前の日に本を買ってお勉強したようだ。（おっ！！感心感心）
当日、点数計算も役もばっちり覚えたと自信満々のＤくん
「点数計算できるよになったよ。」
それを聞いたＡくんは
「ほんと？すごいじゃん。役も全部覚えた？」
「平和、断ヤオ、一盃口、三色一通、本に載ってるのは全部覚えたよ。」（ほんとに覚えたのか？）
「それは楽しみ。」

しばらく問題なく打っていたＤくんだが、
「ロン。平和三色一通」
「えっ？三色一通？」
と怪訝そうなＢくん。 三色と一通はどうがんばっても複合するわけがないので当然といえば当然である。
「ちょっと、手開けてみて？」
とＡくん。
倒牌したＤくんの手牌は

「三色も一通もないじゃん。」（た、たしかにないが・・・・・・）
とＢくん。しかし、自信満々のＤくんは
「ちゃんと三色一通できてるよ？」
「っていうか三色と一通は複合しないんだよ？」
とＡくん。
「いや、三色と一通じゃなくて、三色一通って役あるよね？」
Ｄくん、ちょっと自信がなくってきたようである。
他の３人は顔を合わせ、
「そんな役聞いたことないな。三色一通ってどんな役？」（そりゃそうだ）
それからしらばく３人に三色一通について説明するＤくん。 （どんな役かはここをみてね）
しかし、Ｄくんの主張もむなしく三色一通は役として認められなかったのでした。（当然である）

今回の教訓。古役ではあがれない（当然だ！！）
しかし、古役を断ヤオとかといっしょに載せてる本っていったい・・・・・・・
もちろんそんな本はすぐ捨てちゃいました。 なにしろ２０年くらい前の本だったみたいで古役だらけだったのを覚えてます。 それからは本の発行年数をチェックする癖がついちゃいました。 みなさんそんなことがないように注意しましょう。（そんなアホはおまえだけや！！）
今回で麻雀実録の高校編は終わりです。次回から大学編になります。
それでは、みなさんさよならー