カモネギ?!

いつものようにいつもの面子Yくん、Iくん、Oくんと打っているDくん。 (この面子で打ってるのが一番多かったな)
しかし、今日のDくんはいつもと一味違う。 なにが違うかといえば、南一局の時点で5万点以上の点数を持っているので上機嫌である。 そんなDくんはとっととあがってIくんの親もけってやれとばかりに聴牌即リー。
「この半荘はもう俺様の半荘だな。いくらたたけるか俺様にもわからないぜ。 がはははーーーー」(俺様って・・・あんた爆岡?)
調子にのりまっくているDくんに親のIくんもおっかけリーチをする。 しかし、今のDくんは親のおっかけリーチなんざ屁とも思っていない。
「おいおい、俺様のリーチにおっかけなんて無謀だな?おとなしくしとけよ?」 (調子に乗りすぎだよ。こいつ)
しかし、人を人とも思わない発言をしている最中にIくんに一発で振り込み。
「ロン。リー即ドラ一でチッチ。」
「ふーん。チッチか。まぁいいや。それにしても往生際が悪いな。」
「一応少しでも取り返しておかないとね。」
傍若無人のDくんに対して控えめなIくん。 しかし、その控えめな言葉とは、 裏腹にIくんの怒涛の猛連荘が始まることをしらないDくんは、 性懲りもなくまたもやリーチ。今回こそはあがるとばかりのリーチだったが、 数順後あっけなくIくんのダマテンに飛び込む。
「ローン。タンピンドラドラ、ピンピンロクはピンピンキュー♪」
「ちっ!!なかなかしぶといじゃん。でも、次の局は俺があがるぜ?」 (・・・俺様じゃないの?)
「まぁまぁ、これでようやく平たくなったんだからさ。」
事実Dくんが4万点を切ったので誰がトップをとってもおかしくない状況になったが、 依然としてまだDくんが頭一つリードしている。 ここからでもおとなしく打っていればいいのに、またもやDくん懲りずにリーチ。
「このリーチをあがって、ダントツトップとってやるぜー!!」 (たまにいるな、こういう奴。根拠はないが自信は満々・・・)
鼻息も荒く完全に熱くなっているDくんに対して冷静なIくんがこれまたおっかけリーチ。 そのリーチにまたもや一発で飛び込むDくん。
「ローン。リー即タンドラで12000は12600♪」
「くっ。ちったぁーやるじゃん。でも勝負はこれからだぜー」
「そうだね。勝負はこれからだね。どんどんリーチしてよ。いや、マジでおいしすぎる〜」 (いや、ほんとおいしすぎ)
ここまでできあがっているときは、おとなしく打って2着でも目指せばいいのに、 熱くなりすぎているDくん南一局四度目のリーチ。 さすがに見かねたYくんが忠告する。
「おいおい。いいかぜんリーチするのやめたら?」(普通はしなくなるよなー)
「フッ。だれにも俺の打ち方を変えさせることはできないぜ。がはははーーー」 (やっぱ、バカ。八崎にはまりすぎ)
「っていうか、おまえ点数ばらまきすぎ。頼むからおとなしくしててくれ。」 (まったくだ)
Yくんの忠告&願いを全然聞こうともしないDくんにIくんからまたもやおっかけリーチ。
「リーチ。リーチがかかるの待ってたよ。ほんとおいしすぎるわ。」
「フッ。そうそう一発で振り込むことがあってたまるかよ?こんどはおまえが振り込む番だー。」
しかし、Dくんの台詞も終わらないうちに
「ローーン。ほんとにつかむかー。リー即タンピンオモウラでインパチの三本付けー♪」
Dくんにとって悪夢のような南一局は4本場にDくんがニンロクあがって終わったが、 一局で5万点も振り込むなんてさすがDくん一味違う。

結局この半荘はほとんどこのままの点棒で終わり、
「結局何着?まさか東場であれだけ点数あって、ラスってことはないよなー?」
と笑いながら聞いてくるYくんに、なんとか気力を振り絞って答えるDくん。
「フッ。愚問だな?この点箱みてわかんないかなー?まだまだ修行が足りんようだな(涙」 (なんだまだまだ元気じゃん)

今回の教訓。自分の打ち方を変えることもたまには必要だ
でも、俺は自分の打ち方絶対変えないけどね(笑
それでは、みなさんさよならー。

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