12.その他

冲和、あがり放棄、途中流局については、打つ人によってかなりちがったりしますので、 麻雀をする前によく確認しておいた方がいいでしょう。
ここでは、私が一番普及していると思っているルールを書いています。

12.1.冲和(チョンボ)

冲和とはルール違反のことです。冲和をした場合は満貫払いにしているところが多いです。 冲和をしたのが、子なら親に4000点、子に2000点づつ払い、親なら子に4000点づつ払います。

 
12.1.1.振聴ロン(フリテンロン)

振聴ロンとは自分の捨て牌に待ち牌がある場合にロンをすること、待ち牌を見逃し後 同順(捨ててから再度ツモるまでのこと)でロンすること、リーチ後に待ち牌を見逃し後 ロンすることをいいます。振聴になってもツモあがりすることはできます。

 
12.1.2.誤ロン・誤ツモ

誤ロン・誤ツモとは役なしであがること、ノーテンであがること、待ち牌を間違ってあがることを いいます。倒牌(手牌を倒すこと)していなければ、 冲和ではなくあがり放棄にしているところもあります。

 
12.1.3.多牌(ターパイ)

多牌とは手牌の牌の数が多いことをいいます。少牌(ショウパイ)は冲和になりませんが、 多牌は冲和になります。イカサマ防止の為です。 しかし、イカサマしたら満貫払いではすまないでしょう(^^;;

 
12.1.4.送り槓
送り槓とは、下の例のようなリーチをした場合に をツモってきてを槓することをいいます。順子の形が567から 678に変わるのでカンできないということです。
 

 

 
12.1.5.待ち牌の変わる槓
待ち牌の変わる槓とは、下の例のようなリーチをした場合に をツモってきてを槓することをいいます。 待ちはありますが、 待ちがなくなるのでカンができないということです。
 

 

 
12.1.6.待ちの種類の変わる槓
紛らわしいですが、上の待ち牌の変わる槓とは違います。 待ち牌自体は変わりませんが、待ちの種類(嵌張、辺張など)が減るような槓はしてはいけないということです。 下の例のようなリーチをした場合に をツモってきてを槓することをいいます。 嵌待ちがなくなる(両面の待ちはありますが) のでカンができないということです。
 

 

 
12.1.7.面子の変わる槓
面子の変わる槓とは、下の例のようなリーチをした場合に をツモってきてを槓することをいいます。 の順子が なくなるのでカンができないということです。
 

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