麻雀の中でもっとも基本的な役であり、もっとも出現頻度の多い役と言ったらなんでしょうか。
平和?断ヤオ?もちろん違います。リーチですね(タイトルみればわかる(^^;;)
なぜ、リーチが頻出するかと言えば、
面前で聴牌さえすればもっとも簡単に1翻増やすことができるからです。
そして、その他に他家に牽制をかけ、自由に手作りさせないという理由があります。
しかし、麻雀を覚えたての人や初心者の人には、その2つのメリット以外にそれ以上のメリットがあります。
まず、あがるためには聴牌をしなければいけないということが、
リーチをかけるという行為によってはっきりと認識できるということです。
また、リーチをかけるためには面前でなければならないので、鳴くことができません。
麻雀を始めたばかりころは、
とにかく4面子1雀頭つくろうと鳴きまくったりするものですが、
初心者の方に鳴きはお勧めできません。
鳴けば鳴くほど自由に使える手牌が減っていきますし、
鳴いたからといって向聴数があがるというわけではありません。
ある程度慣れるまでは、できるだけ面前で勝負することをお勧めします。
そして、リーチをかける最大の理由は、多少役を覚えていなくても、
あやふやであってもちゃんと聴牌さえしていればあがることができるということです。
あがるということは当たり前のことですがもっとも重要なことです。
また、リーチというのは麻雀の中でもっとも単純かつ最大の攻撃です。
どんなスポーツ、ギャンブルでも、
攻めより守りの方が面白いと感じる人はほとんどいないと思います。
あがることや攻めていると感じることが、より麻雀自体を面白く感じさせてくれるはずです。
面白いと思えば、もっと強くなりたいと思うことでしょう。
そのためには役や符計算、セオリーをもっと覚えたいと思うのもごく普通のことだと思います。
つまり、麻雀の面白さを実感するためにも、他の役やセオリーを覚えようという気を起こさせるためにも、
リーチは重要だということです。
もちろん、リーチをかけてさえいれば、あがれたり、勝てたりするほど麻雀は甘くはないですが、
麻雀の面白さを実感するにはリーチほど簡単で有効なものはないと思います。