東風回想記

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2002年6月22日牌譜←牌譜をDL後、解凍し牌譜再生ツール『雀譜』↑で再生して下さい。


【東一局】
配牌
ドラの南が一枚あるので、三色ドラドラか平和ドラドラを念頭に手を進めることにする。

3巡目
8筒ツモで三色の可能性がかなり高くなった感じ。

8巡目
6筒ツモで三色を期待できなくなった。 あとで9筒引けばいいんだけど、引ける気がしないので平和狙いで手を進めることにする。

11巡目
6索引きで索子の山を引く予感がしたので、68筒を嫌う。 上家の染め手はなぜか警戒していなかった。

【 一人聴牌 】
 下家の一人聴牌。字牌のドラが配牌からあるときっていうのはかなり窮屈な感じになるので、 あまり好きではないです。 結局切らざるを得ない状況になるか、雀頭を落とすはめになるので、 配牌に1枚だけあるときはかなりがっかりします。



【東一局一本場】
配牌
4向聴ながら白の対子があるので早そうな感じ。

2巡目
早々に白が鳴けたのでかなり楽になる。 出来れば7萬引きでドラ受けがある形にしたいとは思うものの、 和了りがまずは優先。

5巡目
親の下家が上家から4筒ポンで聴牌気配。 しかも、4萬を切るときにかなり逡巡したのでドラ(もしくは翻牌)と4萬近くの牌とのシャボに構えるのか、 4萬またぎの両面(この場合2萬が切られているので36萬待ち)に構えるのかで迷ったと推測できる。 おかげで孤立牌の6萬の処理に非常に困ることになる。 6萬対子にならないものだろうか。もしくは塔子でもいいんだけど。

8巡目
聴牌したので思わず6萬を切ってしまった。 十中八九当たり牌だと読んでいただけに、悔いの残る打ち込み。

【 ガトー → 下家 6,100点】
 白のみで5,800点のド本命牌を切るの無謀すぎ。 自身の和了りに掛けたと言えば聞こえはいいが、これでは単なる馬鹿以外の何者でもない。 次回からは気をつけよう。



【東一局二本場】
配牌
白全帯もしくは白混老が狙えそうな配牌。 材料は十分にあるので出ればすぐに食いつくつもり。

1巡目
中ツモで白中混老いけそうな感じになる。 最悪でも白中全帯にしたい。

3巡目
白、中ともに鳴けたのでかなり楽な展開になりそう。 あとは9筒を引けば問題なし。 ただし、上家から8筒が降りてくれば鳴くつもり。

4巡目
7筒ツモで本命は対々和に変更。もちろん、全帯でもよし。

9巡目
發ツモ。 本当はツモ切りしたいところ。 しかし、發を切ると大三元を警戒して發を止めているかもしれない他家がかなり楽になってしまうので、 しばらく手牌に留めておくことにする。 へたに小三、大三にこだわると和了りを逃すことになるので、 發は時機を見て切り出すつもり。

【 ガトー → 対面 1,600点】
 まったく、ノーマークの打ち込み。 打ち込んだときは正直かなり驚いた。 平和のみで助かったが、どうやらラスを引きそうな嫌な感じの展開。



【東二局】
配牌
それなりだが、中ドラ1を和了っていたんではラスが見えているので、 かなり無謀な感じだが筒子の混一を目指すことにする。

1巡目
中が鳴けたのはいいがやはりかなり苦しい。 親への打ち込みがなければなどと意味のない後悔の念が沸いてくる。

5巡目
9筒ポン。 鳴けたのはいいがやはりかなり苦しい。 というか筒子を全然引かないので話にならない。 巡目によっては中ドラ1への変更も考えないといけなくなってきた。

6巡目
5筒ツモ。 初めての筒子が5筒とはいい感じだ。 ここで4萬の対子を取っておくと聴牌したときに中ドラ1の聴牌に構えてしまいそうなので4萬の対子落とし。 ほんの少し未来の自分でも信用できないので当然の処理 (この世で一番油断ならんやつは自分自身だ。何をしでかすかわからん。)。 また、上家の聴牌には気づいてない。 他人のことなど知ったことかといった気分。

8巡目
1筒チーで聴牌。 西と白の待ちだが、対面が白を切ったときに反応がなかったのと生牌の西では和了り難く、 リーチがかかったときなどにも守り難いので白単騎に構える。

【 ガトー 満貫ツモ 】
 たまたまいい方に目が出て良かった。 おかげで息を吹き返すことが出来た。 ラス親なので十分トップを狙える展開。



【東三局】
配牌
かなりいい感じの配牌。 もちろん、リーチ平和ドラ1が本命。 ツモによっては一通もあるかもしれないがかなり期待薄。

1巡目
5索引きで一通への期待が大きくなる。 どちらにしても索子で3面子、萬子か筒子で1面子になりそうな感じ。 出来ればドラ引きで筒子で1面子作りたいところ。

3巡目
3萬引きで一向聴。実質二向聴。 3筒はドラ受けを残す意味でも切ることは出来ないので、当然の7萬切り。

5巡目
3筒ツモでちょっと逡巡。 3筒を雀頭候補にするとドラの受け入れを拒否することになるので、 雀頭候補にはできない。 となると3筒のツモ切りで問題ないように見えるが、 リーチを掛けたときに対面が現物だからと3筒を切ると親の上家に食いつかれる恐れがあるので、 出来れば切りたくはない。 しかし、現物だとしても対面が切るとは限らないと都合のよい考えをして3筒切り。

8巡目
7筒引きで聴牌。 若干の抵抗があるリーチをかける。

【 上家ツモ 1,000点オール】
 やはり、5巡目の3筒切りは完全な失敗。 あそこは一通にもドラ引きにも対応出来る7筒切りが正着。 仮に7筒の対子落としの後に2筒を引いたとしても、 もう一つの雀頭候補として8索があることを忘れていたのが拙かった。



【東三局一本場】
配牌
一応、三向聴だが好形とは言い難い。 前局の拙いリーチがあったために余計そう感じる。 最終形としては、リーチ平和ドラ1を本線に最悪6索切りのもろ引っ掛けでも仕方ないかといったところか。

1巡目
3萬引きで混一ドラ1の可能性も考える。 このあとに萬子を引くようなら混一も十分にありえる。 しかし、今のところ本命は平和。

4巡目
予想外のドラ6萬ツモ。 ドラを引いたのは嬉しいが58萬の2度引きはかなり苦しい感じ。 8萬釣り出すために67萬を落とすことになるかもしれない。 かなりもったいないが、そうなったらそれはそれで仕方ない。

8巡目
3萬ツモで七対子も視野に入れる。 しかし、七対子、平和、混一を狙うとなると余剰牌がないので、 多少窮屈な感じの両嵌の6索を嫌うことにする。

9巡目
生牌の東を引く。 まだ手牌が十分でないのに鳴かれては煩いので、 24索を落とすことにする。 東を引けば混一もかなり意識できるという思惑もある。

10巡目
2萬引きでかなり手牌が引き締まった感じになる。 しかし、58萬の2度引きはやはり苦しい感じ。 再度2萬を引いてくれれば、かなりいい感じなのだが虫が良すぎるか。

11巡目
東が対子になったのはいいが北は2枚切れなのでかなり苦しいことに変わりはない。 混一七対子ドラドラが一番早そうな感じ。

13巡目
対面からリーチ。 打ち込めばラスがほぼ確定するうえに、 聴牌はかなり厳しそうなので打ち込み回避が第一か?

14巡目
8萬引きで聴牌。 だが、待ちが東と出切っている北とのシャボでは勝算はかなり薄い。 ただ、和了ればトップが見えてくる状況なので押せるだけ押そうと思う。 それにしてもドラ筋の3萬を切るのはかなりの冷や冷やもの。

【 3人聴牌 】
 上家の一人ノーテン。 9萬を引かなくて良かった。引いてたら絶対に切っていた。 2着〜4着までがかなりの僅差になったので好都合。



【東三局二本場】
配牌
三色ドラ1以外に狙いようがない配牌。 多少純チャンもあるかという感じだが、無理して狙う必要もない。

3巡目
下家に東を鳴かれるが気にしない。 自分の手牌でいっぱいいっぱい。 下家に対して絞るつもりはまったくない。

10巡目
いい感じで来ていたが最後の最後でしょうもない4萬引き。 1萬引きを待つのが上手い打ち手なのかも知れないが、 1萬を引く気がしないのでリーチ。 しかし、和了れる気もしないのもまた事実。 唯一の期待は4索の壁で2索が使い難いのではないか?ということだけ。 と思ってたら、対面から追いかけリーチ。 勝てる気がしない。

【 下家 → 上家 6,400点】
 打ち込むのは俺かと思っていたら下家が上家に放銃。 トップが下家から上家に変わった以外に特に変化はないので、 それほど展開に影響はない。 まだまだトップを取れる可能性は十分にある。



【東三局三本場】
配牌
東が暗刻なのはいいが、他は救いようがない。 本命は東ドラドラで出来れば東混一ドラドラ。 もちろん最終的な待ちはドラ単騎。 この手牌でドラを切ってるようでは話にならない。

3巡目
5索、2索とつもったので筒子の混一から索子の混一へ変更。 2面子出来たのはいいが相変わらず苦しい形。

4巡目
3筒引きで混一は中止。 東ドラドラに変更。 3索か7索が出たら鳴くつもり。

9巡目
対面からリーチ。 う〜む。よくリーチが掛かるなぁ。 なんとか2向聴になったはいいが、 やはり苦しすぎるので基本的にはオリ。 ラス親に掛けようという気分。

10巡目
5萬引きで前巡の6萬切りをかなり悔やむがどうにもならない。 とりあえずは8索、2索を切って他家の様子を見ることにする。

12巡目
1萬を引いて完全にオリ。 1萬5萬、ドラの發と危険牌が3枚もあってはどうにもならない。 他家の動向にも注意しつつ確実にオリたい。

【 対面ツモ 満貫 】
 どうしようもない。打ち込まなかっただけマシだと思うことにする。 しかし、これで一人カヤの外になってしまったので、ラスが濃厚になってきた。



【東四局】
配牌
ダブ東が対子なのはいいが、泣けてくる配牌。 敗戦濃厚。

6巡目
發ツモで七対子一向聴。 予想もしない展開。 聴牌できるのではないかと少しだけ期待する。 しかし、対々和の方が早そうな感じなのと、 確実に捲くれることを考えてどれでも出れば鳴く。 と思ってたら下家がリーチ。 2筒ツモで7萬切りのリーチならかなり勝ち目もあるかと思うが、 そうそう都合よく2筒をツモってくるはずもないか。 結局はツモ次第だが、さすがにこの局面でオリるわけにはいかない。

7巡目
下家から8萬が出たのでポン。 七対子ではかなり苦しい感じがしたので仕掛けてみたが、 生牌の東と發を期待するのはかなり都合よすぎるか。

9巡目
下家から東が出たので当然のポン。 ここで問題なのは24筒8索のどれを切るか。 どれも危険だが比較的早いリーチであることを考えると、 13筒の嵌張待ちから25筒待ちへの変化を待ってのリーチとは考え難い。 また、113筒から1筒切りの2筒待ちも同様に考え難い。 多くの場合1筒と何かのシャボ待ちと嵌2筒の待ちであれば、 1筒を待ちに絡ませた方が和了り安いと考えるので、 2筒は多少安全のような気がする。 なので2筒の対子落とし。

【 下家ツモ 1,000、2,000点 】
 明らかに鳴いたのは失敗だったようだ。 さすがに暗刻がない状態から対々和はかなりきつい。 それと期待はしてなかったが、南入してくれたのは正直ありがたい。 多少難しいがトップを取れる可能性はある。



【南一局】
配牌
ぱっとしない配牌。 この配牌だと高得点は難しいので速度重視。

6巡目
かなりの好ツモで一向聴。 これなら勝負になるかもしれない。 三暗刻もみえているのでかなり期待できる。

13巡目
捨て牌の9索3枚と7筒3枚があれば四暗刻を和了っていた。 などと埒もないことを考えてみたりする。 それにしても有効牌を引かない。 これではどうしようもない。

【 対面ツモ 500、1,000点 】
 79筒落としのところで東の対子落としをしていたら可能性はまだあったか。 う〜ん、しかし、あの手牌で東を切るのは正直難しい。



【今日の一言】
 基本的にミスが多すぎた。 これではラスを食らって仕方ない。 特に東一局一本場の打ち込みは酷い。 次回はもう少しマシな麻雀をお見せできるようにがんばります。
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