タイトルからして矛盾してますが、麻雀のルールが少しは統一されたらいいのにという思いから作ってみました。
麻雀をやっていてもめる理由というのはルールに対する意見の不一致であることがほとんどです。
しかも、ルールを詳細に決めようと思うとかなり時間がかかるために、
『やりながら決めようよ』などと言って曖昧にするのがほとんどでしょう。
そのため、実際に問題が起こったときには紛糾し、
あまつさえ、ローカルルールを主張する人間のおかしなルールが適用されたりする
(悪貨は良貨を駆逐する。馬鹿は世間が狭いので押しの強さだけは100人前であるため。
もしくは『だって、〜だよ』と同じことを繰り返し周りの人間をうんざりさせて意見を通すため)
そんなことになってせっかくの麻雀をつまらなくさせないためにも、
麻雀OFFや入学したてのときなどに参考にしてもらえると非常に嬉しいです。
もし、こんなルールも書いておいた方がいいんじゃないの?というのがあったら、
掲示板かメールにて教えてくださると助かります。
■ 基本編
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東南戦、西入はなし。
同点の場合は上家取りとする。(
上家取り)
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喰いタンあり、先付けあり(後付けあり)。アリアリルール
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二万五千点持ち、三万点返し。
■ 槓について
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裏ドラ、槓裏あり。
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槓ドラは即めくり
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海底牌は槓できない。
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搶槓を見逃した場合にも振聴が適用される。
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槓振りは適用しない(槓直後の捨て牌でロンされること。かなり重度のマイナールール)
■ 流局について
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積み棒を一本増やす。
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親が聴牌の場合は親権を続行する。オーラスの場合は当然続行する(聴牌止めなし。あがり止めのみ)
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親がノーテンの場合は親が下家に移行する。
オーラスの場合は終局となる。その場合、供託されている点棒、リーチ棒等はトップ者のものとなる。
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流局時は三千点供託する。ただし、四人聴牌、四人ノーテンの場合はその限りとはしない。
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リーチ棒は次局に繰越しとし、あがった者のものとする。
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形テンは聴牌として扱う。
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振聴は聴牌として扱う。
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流し満貫あり。あがり役として扱う(子がやった場合は親が流れるということ)
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九種九牌、四風連打、三家和、四人リーチ、四開槓は流局とする。親は流れるものとする。
■ あがりについて
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4翻30符以上は満貫とする。
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6,7翻ハネ満、8〜10翻倍満、11,12翻3倍満、13翻以上4倍満(役満)とする。
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数え役満あり。
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四暗刻単騎、純正九連宝燈、大四喜、国士無双十三面待ちはダブル役満とする。
役満が重複した場合は加算する(ダブル・トリプル等ありということ)
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十三不塔(国士無双ではない)は適用しない。
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天和、地和、人和は役満として扱う。
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大三元、大四喜、四槓子を確定させた場合は包を適用する。
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■ リーチについて
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リーチ後、あがり牌の見逃しは可能(あがり牌の選択可)
ただし、振聴となりロンあがり出来ない(ツモあがりは可能)
■ その他について
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とびあり。0点は続行とする。
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持ち点が900点以下の場合、リーチは不可。
■ 理由
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大明槓を包としない理由
大明槓をさせても役を確定させたことにはならないため。
本来、包とは役を確定させたことに対しての罰則なので、
瞬間的な役である嶺上ツモには適用しないのが良いと考える。
また、大明槓によって本来はツモれない牌であがらせてしまった責任があると、
考える人もいるかもしれないがチーやポンなどの鳴きをしたことによって役満をツモられた場合などは、
何も罰則がないことを考えれば、大明槓のみ特別扱いし責任をとらせようとするのはおかしい
(あがり牌を送り込む鳴きの方がより責任重大である)
つまり、上がらせたことに対しての責任問題を追求しだすとキリがないために大明槓には包を適用しないということです
(ただ、個人的には大明槓の包はかなり好きではある。特にオーラスに有効なことが多い)
包の適用は一つの役で半荘の勝負を決めてしまう大三元、大四喜、四槓子の3つの役満にのみ適用するものとする。
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搶槓ロンで槓ドラが増えない理由
槓は嶺上牌をツモった時点で成立するので、搶槓の時点ではまだ槓が成立していないため。
しかし、嶺上牌をつもり捨てた牌で当たられれば、槓は成立しているので、槓ドラ、槓裏は有効となる。
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嶺上ツモと海底ツモが重複しない理由
海底牌の定義とは王牌以外でツモることのできる最後の牌ということです。
海底直前に槓をすることにより、海底牌の直前の牌が海底牌になるため、
既に海底牌をつもっていることになり、尚且つその牌では上がっていないので、
海底の権利は消え嶺上の1翻のみ適用される。
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国士無双で暗槓ロンできない理由
国士無双はあがりの形が特殊というだけで特別ではないため。
国士は役満だからという意見も聞こえてきそうだが、
それならば、下のような聴牌のときに3索暗槓でロンできても良いということになる。
しかし、当然ロンできるはずはない。
暗槓は手牌の一部であり、捨てた訳ではないので当たれないのは当然である。
■ 説明
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上家取り(頭ハネ)とは?
具体的な例を下の絵を元に説明したいと思います。
いくつか例をあげればお分かりになると思います。
BとCがAからロンした場合は、Cのあがりとなります。
CとDがAからロンした場合は、Dのあがりとなります。
BとDがAからロンした場合は、Dのあがりとなります。
これで上家取りが分かりましたね。
念のため簡単に説明すると、
BとCがダブロンした場合は、Bの上家はCということでCのあがりとなるということです(B<C)
これが上家取りたる所以ですね。
CとDがダブロンした場合は、Cの上家はDということでDのあがりとなるわけです(C<D)
BとDのダブロンの場合は、対面なので上家、下家の関係はありませんが、
B<C<Dという関係ができていますので、Dの方のあがりが優先されるということになるんですね。
平たく言えば、『振り込んだ人を起点に時計回りに優先順位が上がっていく』ということです。
上記の説明はあがりの優先順位でしたが、同点の場合の上家取りも同様のことが言えます。
開局時に北家であった人を起点に時計回りに優先順位が上がっていきます。
つまり、全員が25,000点持ちで終局した場合は、
起家がトップ、開局時の南家が2着、開局時の西家が3着、開局時の北家がラスということになります。
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