鳴きには吃、ポン(漢字がなかった(^^;;)、槓の3つがあります。 それぞれ、自分の欲しい牌を他の人が捨てた場合、その牌を自分で使うことができます。 ただし、チー、ポン、カンした面子は、捨てたり、他の牌と組み合せて使うことができなくなります。
チーとは自分の欲しい牌を上家が捨てたときに、その牌を使って順子をつくることをいいます。 チーをしたい場合は、「チー」と発声して、出来た順子を卓の右側におきます。 これは全員が見えるようにします。 そして、不要牌を一牌切り、他家から鳴きが入らなければ、下家のツモ番となります。 また、対面、下家の捨て牌をチーすることはできません。ポン(後述)、カン(後述)した人がいた場合は ポン、カンが優先されます。
手牌 | 上家の捨て牌 | さらした形
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ポンとは自分の欲しい牌を他家が捨てたときに、その牌を使って刻子をつくることをいいます。 ポンをしたい場合は、「ポン」と発声して、出来た刻子を卓の右側におきます。 これは全員が見えるようにします。 そして、不要牌を一牌切り、他家から鳴きが入らなければ、下家のツモ番となります。 ポンはチーとは違い、上家、対面、下家のいずれの捨て牌でも鳴くことができます。
捨てた人 | 手牌 | 捨て牌 | さらした形
上家
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| | 対面
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| 下家
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カンには2種類あり、自分の手牌だけ槓子をつくることを暗槓といい、他家の捨て牌を使って
槓子をつくることを明槓といいます。また、明槓には2種類あり、暗刻から鳴いて槓子をつくることを
大明槓(ダイミンカン)といい、明刻に明刻と同じ牌を加えて槓子をつくることを加槓(チャカン)といいます。
カンをしたい場合は、「カン」と発声して、出来た槓子を卓の右側におきます。
これは全員が見えるようにします。
自分の手牌の中に同一牌が4牌あり、槓子として使いたい場合は「カン」と発声して、
槓子を卓の右側におきます。これは全員が見えるようにします。
そして、嶺上牌(リンシャンハイ)をツモり、カンドラをめくり、不要牌を一牌切ります。
そのとき、他家から鳴きが入らなければ、下家のツモ番となります。
ただし、暗槓は鳴いたことにはなりません。暗刻と同様の扱いになります。
大明槓とは自分の欲しい牌を他家が捨てたときに、その牌を使って槓子をつくることをいいます。
大明槓をしたい場合は、「カン」と発声して、出来た槓子を卓の右側におきます。
これは全員が見えるようにします。
そして、嶺上牌をツモり、カンドラをめくり、不要牌を一牌切ります。
そのとき、他家から鳴きが入らなければ、下家のツモ番となります。
加槓とはすでに明刻を槓子にすることをいいます。加槓をしたい場合は、「カン」と発声して、
明刻に一牌加えます。これも全員が見えるようにします。
そして、嶺上牌をツモり、カンドラをめくり、不要牌を一牌切ります。
そのとき、他家から鳴きが入らなければ、下家のツモ番となります。
槓についてのまとめと、槓したときの王牌の状態は下の表と図のようになります。
手牌 | 捨て牌 | 捨てた人 | 加える牌 | さらした形 | |
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暗槓 | |||||
大明槓 | 上家 | ||||
大明槓 | 対面 | ||||
大明槓 | 下家 | ||||
加槓 | |||||
加槓 | |||||
加槓 |